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長引く口内炎に要注意!見逃したくない「口腔がん」のサイン
こんにちは。院長の藤本です。
11月15日は「口腔がん検診の日」。お口の病気といえば、むし歯や歯周病を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実はお口の中にも「口腔がん」と呼ばれる「がん」ができることをご存じでしょうか。

口腔がんは、早期発見がその後の生活を大きく左右する病気です。今回は「口腔がん検診の日」にちなみ、知っておきたい口腔がんの特徴や早期発見のためにできることをご紹介します。
●発見しやすいのに増えている「口腔がん」
「口腔がん」は、舌や歯ぐき、唇、頬の粘膜など、お口の中にできるがんの総称です。患者さん自身の目で確認できる数少ないがんのひとつで、胃や腸など体の中にできるがんと比べると、早期発見しやすいのが特徴といえます。
たとえば、口腔がんの半数以上を占める「舌がん」は、舌の側面(ふち)や裏側など、鏡を使えば見える場所にできるものがほとんどです。

このように発見しやすい一方で、病気自体があまり知られていないため、「ただの口内炎だろう」と放置され、進行してしまうケースが少なくありません。
それもあってか、口腔がんはがん全体のうち、1〜3%程度と決して多くはないものの、日本では口腔がんで亡くなる方が増加傾向にあります。
●初期なら生存率90%以上!進行すると「食べる・話す」に影響も
口腔がんは、見つかるタイミングによってその後の生活が大きく変わる病気です。初期のうちに発見できれば治療の負担も少なく、5年生存率も90%以上と報告されています。

一方で、発見が遅れてしまうと、手術で舌やあごの骨を大きく切り取らなければならないこともあります。
その結果、顔の形が変わってしまったり、食事や会話が難しくなったりして、生活そのものに支障をきたすケースも。だからこそ、少しでも早く見つけることが非常に重要なのです。
●セルフチェック+プロのチェックで早期発見
口腔がんのサインには、粘膜の赤みや白い斑点、しこり、腫れ、ただれ、出血などが挙げられます。中でも「口内炎が2週間以上治らない」という場合は要注意です。
歯みがきのついでに、舌の側面や裏側、歯ぐきなどにいつもと違うところはないか確認してみましょう。

とはいえ、セルフチェックで気づけるのは、あくまで「いつもと違う」という変化まで。それがただの口内炎なのか、がんやその手前の状態なのかを判断するのは、専門家でなければ難しいものです。
変化に気づくのは「自分」、それが何かを見極めるのは「歯科医院」と考えて、気になることは早めにプロの目でチェックしてもらいましょう。
口腔がんは、早く見つけることで治療の選択肢も、その後の生活も大きく変わります。「口腔がん検診の日」をきっかけに、ぜひお口全体の健康チェックを受けておきましょう。
藤本歯科医院
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